津上俊哉 現代中国研究家・コンサルタント

出版物

『中国台頭』目次
2003/01/23
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第1章 中国経済をどうとらえるか
  1 「中国経済脅威論」はなぜおかしいか
  2 中国経済論、ここが間違い
  3 日本企業が中国でひどい目に遭うわけ
  4 いまの中国経済のキイワードは「資本(キャピタル)」
  5 中国の最大の強みは人材――ポスト文革世代の台頭
  6 中国経済の弱みは何か
  7 市場経済化と表裏一体に進んだWTO加盟交渉
  8 等身大の中国を見よう

第2章 これからの中国経済の担い手、民営企業
  1 「これからは民営企業の時代」のもう1つの理由
  2 私営企業のメッカ、浙江省を行く
  3 郷鎮企業から民営企業へ――江蘇省を行く
  4 「中国のハイテク」を分析する
  5 日中経済討論会――中国新興企業と日本をつなぐパイプを作ろう

第3章 日本はアジア経済統合の時代をどう生きればよいか
  1 地域統合とは何か
  2 「事実上の経済統合」の帳尻をプラスにせよ
  3 アジアの人材を日本に呼び込もう
  4 東アジアの国境を越える新しい投資・技術移転モデル
  5 日本産業界はエクイティ投資を重視せよ
  6 アジアからの資金流入促進を
  7 中国の知財権侵害問題――自分の権利は自分で守れ
  8 今後の日中貿易関係――農産物貿易摩擦の教訓
  9 新段階に入った対中ビジネス

第4章 「引きこもり」と「退行」はもうやめよう
  1 現役日本人はもっと後世代に責任を持て
  2 空洞化問題の元凶は日本にあり
  3 中・アセアンFTAの衝撃
  4 日本の農業をどうする? 
  5 日本の出直しに残された時間
  6 競争と協調――中国台頭の時代における日中関係

第5章 アジア太平洋の新しい国際関係
  1 中国台頭との折り合いのつけ方
  2 地域統合で不安定化を防止する
  3 アジア統合の理念作り――欧州の経験に学ぶ
  4 21世紀のアジア太平洋関係――日中米三極関係の将来
  5 日本は中米両国を仲介する一辺たれ

第6章 日中は和解できるか
  1 90年代の対中感情の変遷
  2 日中相互嫌悪の時代
  3 中国が歴史問題にこだわるわけ
  4 歴史問題をめぐる日中の点描
  5 「歴史を直視する」とはどういうことか
  6 長期的視野に立った二国間関係を
  7 夜明け前の日中関係

あとがき

中国語版
(『中国台頭』)